上部消化管内視鏡検査(胃カメラ)

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 当院では消化器内視鏡専門医が上部消化管内視鏡検査(胃カメラ)、下部消化管内視鏡検査(大腸カメラ)を行っています。
富士フィルム社製「LASEREO7000システム」を使用しており白色用とBLI用の2つの波長のレーザーを搭載して粘膜のわずかな色の違いを強調して早期がんの特徴である微細な粘膜表面構造や微細血管などの変化を観察でき病変の早期発見が期待できます。

 

胃カメラは口もしくは鼻腔よりカメラを挿入し咽頭、喉頭、食道、胃、十二指腸の一部を確認する検査です。鼻からの胃カメラは口からよりもオエっとした反射がかなり少なく楽に検査を受けられます。少し鼻の違和感や鼻出血の可能性があります。鼻腔が狭い方、痛みが強い方は口からの胃カメラに変更させていただきます。口からの胃カメラを経験されて特につらくなかった方は口からの検査も可能です。

胸やけ、胃の痛み・もたれ、食欲不振、体重減少、貧血、ピロリ菌が心配、バリウム検査で要精査になった方など食道がん、胃がん、胃十二指腸潰瘍、逆流性食道炎、萎縮性胃炎(ピロリ菌)などを対象としております。

 

当院では麻酔(鎮静剤・鎮痛剤)を使用した検査も行っております。また炭酸ガスを使用することで苦痛の軽減をしながら検査を行っています。

 

検査は午前中8時半もしくは11時ぐらいに行っております。当日は朝食を食べずに来院してください。水やお茶などは少量飲んで頂いても構いません。鼻から胃カメラではまず鼻腔に局所血管収縮剤を噴霧し、その後麻酔剤(キシロカイン)を使用し局所麻酔をしていきます。今まで麻酔でアレルギーの症状が発症した方は申し出てください。最後に麻酔剤を塗布した軟らかいチューブを挿入し数分なじませた後に検査開始となります。
口からの場合は液体・スプレーを使用してのどの麻酔をしていきます。
経鼻、経口とも検査時間約10分程度です。

 
 

検査をご希望される方はまず来院してご相談下さい。ご希望の日時を相談の上決定いたします。内服薬がある方はお薬手帳を持参して下さい。